太宰府の紅葉と「間」の話

12月初めの月曜日に紅葉の写真撮りに太宰府に行ってきた。
光明禅寺の庭の紅葉がすごいらしく、是非とも写真に撮りたかったのだ。

本当は先月後半が紅葉のベストタイミングだったみたいだけど、あいにく先週は毎日雨か曇りという天気。今週になってやっと晴れたので、早起きして太宰府へ。

光明禅寺の紅葉はけっこう落ちてしまっていたけど、それでも見て損はなかったこの景色、この空間、素晴らしいよねぇ。

 

限りなくシンプルな空間に、鮮やかに現れる紅葉。
この日本人の巧みな「間」の作り方で思い浮かぶ言葉が2つある。

 

「less is more(より少ないことは、より豊かである)」「知足(足るを知る)」だ。

 

「間」を作ることによって、不必要なものは極限まで省き、必要なものを際立たせる。

例えば…
木が一本、そこにあるだけで美しいとか、
枯れた葉が舞落ちるだけで、石がそこに置いてあるだけで心が落ち着き、有り難く感じるとか。



 

木漏れ日が差し込むだけで、涼しい風が吹き抜けるだけで、幸せな気分にさせてくれるとかね。



 

「間」によって、僕らは十分豊かで、足りてるじゃないか、幸せじゃないか、と教えてくれるような気がするんだよね。

「間」とはすなわち、「無い」と「有る」の絶妙のバランスだと思うわ。建築や芸術品を見ればわかるように、日本人はその感覚が「異様に」優れているよね。


 

この「間」の感覚に関して他にも思うことがあるので、時間ができたらまた書こうと思う。

つづく(多分)