クリスマスイブの切なさと20年前と10年後と

TwitterのTLに流れて来たクリスマスソング日本代表「クリスマスイブ」の2013年版ミュージックビデオがかなり切なかった。

僕はもうこの手の演出に感動することはほとんどないので、ただクリスマスイブの歌を聞きながらボーッと眺めていたんだけど、1990年の主役牧瀬里穂が突然登場して「うわっ…」っと思った。

まあちょっとそのビデオを見てほしいのだよ、僕と同じ年からちょっと年上くらいの同志よ。(ひょっとしたらすぐ消されちゃうかも)

 

あのクリスマスイブって曲今年で30周年なんだって。そして僕らがあの新幹線のCMでときめいていた頃はもう20年以上前だ。

かつての主役の少女牧瀬里穂が、今やマダム牧瀬里穂になり、ぶつかった2013年の主人公の少女(名前知らない)に、微笑みを浮かべ去っていく。その姿に20年前の思い出と月日を無意識にシンクロさせてしまう僕ら30’s世代(その世代はおそらく鈴木保奈美が「カーンチ」と言えば胸が熱くなってしまう世代と定義することもできるであろう)がいるわけで…。

それと街のライトアップはLEDだろうし、途中の携帯メッセージは多分LINEだろうし、時間を確認したのがiPhoneだったりで、風景は似たような感じだけど、やっぱり時代は変わったなぁって思うよね。

ちなみに過去のクリスマスイブCMが下記。

 

当時の牧瀬里穂ほんとかわいいよね。
まあ主人公の化粧とかファッションとか、かなりのバブル臭で時代を感じるし、連絡手段は公衆電話で、駅はまだ切符切ってる駅員さんが立ってたり、あと彼氏が頭にバンダナ巻いてるあたりほのかなノスタルジーが…。

 

今若者が当たり前に使ってる様々なアイテムは、当時の人にとっては想像もつかなかっただろうとか書くのは野暮だけど、じゃあこれから10年後、クリスマスイブ40周年にまた同じような映像が作られるとしたら、どんな風になってるだろうと想像してしまう。

タイヤがなく、少し宙に浮いた車が走っているだろうか。連絡手段はデバイスすらなくなって、目の前に文字や映像が表示される形になってたりとか。そして彼氏は海外にいて、ホノグラムで実物そっくりな3Dで登場するかもしれない。(ラストはいきなりリアルの彼氏が現れてハッピーエンドとか)

 

20年前は想像もできなかった今。そして10年後は今想像ができない世界になっているに違いない。

それでも少女が恋人を待ちわびる想いはいつの時代も変わらないのであろう。

そんなことを考えつつイブの夜はふけていきますが、雨は降ってないし、雪にも変わりません。

 

おしまい。