美しきギリシャ・ミコノス島旅行記02:ミコノスタウン編
ミコノス島観光のハイライトは、いうまでもなく中心街のミコノスタウンです。期待通りの美しき「白」を楽しむことができます。
■楽しき白い迷路
繁華街のミコノスタウンは、商業地と住宅街がひしめきあっており、小道が複雑に入り組んだ迷路のような場所です。地図も役に立ちません。
しかしそんな「白い迷路」が最高に楽しいのです。一つの芸術品のような白い街の内部を、迷いながら探索することに、ミコノス観光の醍醐味があります。まるで異空間を歩いているような気分です。
エーゲ海の日差しに照らされた白い空間は、すべての色を鮮やかに際立たせます。街全体が白いからこそ、そこに咲いている植物や、海や空、レストランなどの気の利いた演出が、強いコントラストをまとって映えるわけです。何度もいいますが、本当に街全体が芸術品、もしくは一つのデザインのようです。どこをとっても絵になります。
島には猫がたくさんいるので、猫好きにも嬉しいですね。
そして島にはペリカンが住み着いており、「ペトロ」という名前で親しまれていました。毎日街のどこかを徘徊しているのですが、周りには観光客が集まっているので、すぐにわかります。
彼の風貌もミコノス島の雰囲気に合ってましたね。この街は何もかもがおしゃれに、かわいく映ります。
そんなミコノスタウンの上から見るとこんな風景です。中を歩いても美しいし、外から眺めても美しいです。
街を歩いていると、地元の人も当然いるわけですが、彼らは観光客に慣れており、僕らのような国外からの観光客にもとても親切でした。小さな島に観光客がごった返すこの季節も、彼らにとっては日常の一部なのでしょう。そんな住民の「普通」な生活が見られるのもこの島の魅力です。
■ご飯もうまい
ミコノス島はご飯もおいしいです。島だけあってシーフードはいうまでもありませんが、他にもいろんな料理、レストランたくさんあって、さすが観光地という感じです。魚介類が苦手な僕にもまったく問題ありませんでした。「スブラキ」というギリシャ風の焼き鳥のような料理や、上に大きなチーズのかたまりが乗ったグリークサラダが特においしかったです。
さらに景色も大きいですね。毎朝この景色見ながらの朝食は最高でした。
イタリアやスペインなど、南欧の国々のご飯のおいしさは期待を裏切りませんね。ただこれはどの国にもいえることですが、「いかにも観光地」的な立地にあるレストランには注意が必要です。集客が容易な分手抜き料理を出してくる店がけっこうあります。ミコノス島でも例に漏れず、一度だけゆですぎたまずいパスタが出てきてテンションだだ下がりでした…。
ミコノスタウン以外の観光地は次回につづきます。