美しきギリシャ・ミコノス島旅行記04：サンセット編
ミコノス島は、南欧の青空と素晴らしいコントラストをなす白い街並が最も有名であり、日本で見る写真はほんとんど昼間に撮られたものです。
しかしミコノス島の素晴らしさは昼間だけではありません。エーゲ海の名物ともいえる、「サンセット（夕日）」があります。
これを見に観光客が集まるほど、エーゲ海に沈む夕日は美しいのです。
■シエスタな毎日
南欧には「シエスタ」という昼寝の時間があることは、日本でも知られていると思います。
「郷に入れば郷に従え」ではないですが、僕らも毎日シエスタをしていました。意識していたわけではなく、自然とそうなっていました。
午前中にミコノス島を歩き、ランチを食べたあとは暑いので一度ホテルに戻ってシャワーを浴びます。その後ベッドに横になっていると、そのまま寝てしまうわけです。
南欧は暑いので、自然と体力を消耗します。そして昼間に家に戻れば、そのまま寝てしまう。とても自然な流れです。確かに体力消耗したまま、暑い中働くより、一度寝て涼しくなった夕方から仕事をしたほうが効率的なのは間違いありません。こうやって習慣の成り立ちを肌で感じられるのも旅の醍醐味の一つですね。
■シエスタ後のサンセットタイム
シエスタをして、だいたい日が傾くくらいに目が覚めます。まだ夕日タイムには早いですが、すでに景色が幻想的で、ゆっくりと海を眺めているだけで贅沢な気分になります。
そして日没前のエーゲ海名物、夕日タイムが始まります。
夕日アップ。
この素晴らしい日没に、説明の言葉は必要ないでしょう。ここまできれいな夕日は、そうお目にかかれるものではありません。地中海性気候とこの景色があってこそ見られる、宝のような光景です。
島のあらゆるところで、この美しい夕日は見られます。
日没後のマジックタイムもとてもきれいです。白い街並はどの時間帯にも合いますね。
■夜のミコノスタウン
夜はまた独特なミコノス島を見ることができます。
そして夜のミコノスタウンは、昼間とは全く別の顔になります。クラブ好きの若者が集まってきて、夜通し踊って騒ぐのです。クラブ好きの人は夜間のほうが楽しいでしょうね。
僕はクラブには行かずに、ミコノスタウンの夜景をカメラにおさめたらさっさとホテルに戻って寝てました。
■ギリシャに行こう
ミコノス島旅行記は以上になります。すごく良かったので、また絶対に訪れたいし、エーゲ海のもう一つの名所であるサントリーニ島や、他の島々にも滞在してみたいです。
今ギリシャは大変な時期で、この混乱は当分続くでしょうが、少し落ち着いたら一度旅行に行ってみてはいかがでしょうか。特にミコノス島を含めた島々は観光業しかありませんから、彼らを助けるという面でも価値がありますし、何より島の美しい景色と風土は、体験する価値は十分にあります。いい思い出と素晴らしい写真が残せることは間違いありません。
ミコノス島のホテル
