海外旅行保険で得してしまった話
以前の記事で、海外旅行中にiPhoneがすられたり、壊れたりで、2回ほど海外旅行保険にお世話になったことを書きました。
しかしiPhoneの支払いシステムや、アップルケアによって、図らずも「災い転じて福となす」となってしまったので、保険金受け取り後の諸々を書いてみたいと思います。
■クアラルンプールでiPhoneをすられた。
顛末は下記をご覧下さい。
海外旅行でiPhoneを盗まれた話 – 事後対応から保険金請求まで
いろいろ大変でしたが、結果的にiPhoneの機種代が、自己負担金の3000円を引いた形でまるまる戻ってきました。
その保険金で、新しいiPhoneを買い直すというのが通常の流れでしょうが、折しもその時は、iPhone5がもうすぐ発売されるというタイミングでした。
盗まれたiPhoneは4sで、2年契約を終えるまで、あと1年分の分割金が残っています。しかし手元には保険によって戻ってきたiPhone代の金額がまるまるあるわけで…。
ということで、iPhone4sを買い直すのではなく、iPhone5が発売されたその日に、携帯会社ごと乗り換えました。当然残りの分割金と違約金が発生しましたが、手元の保険金ですべてまかなえました。
これを例えると、こんな感じになります。
僕はクアラルンプールで、iPhone4sを泉に落としてしまいました。
「あなたの落としたのは、新品のiPhone4sですか? 中古のiPhone4sですか?」
「中古のiPhone4sです」
「あなたは正直者です。代わりに新品のiPhone5を差し上げましょう」
という流れですね。
元は盗難被害なのに、結果的にはかなり「棚からぼたもち」な気分でした。
■フィラデルフィアでiPhoneを壊した。
次はiPhone6を路上に落としてディスプレイを派手にわりました。
海外旅行でiPhoneを壊してしまった話 – 事後対応から保険金請求まで
僕はアップルケアという保険に入っていたので、修理という名の機種交換代は7800円で済み、旅行保険会社にもその金額が記載された書類を送りました。
その後保険会社の人と電話で話すと、保険金額はアップルケアを使って支払った7800円ではなく、なんと、機種代の金額がそのまま保証され、iPhone6の機種代から自己負担金3000円を引いた額が戻ってくるとのこと!
僕は正直者、いや小心者なので、オペレーターに念を押して確認しましたが、そういうシステムなんだそうです。
壊して修理したにも関わらず、結果的にはなぜか大幅な黒字です。
僕はフィラデルフィアでiPhone6を泉に落としてしまいました。
「あなたが落としたのは、ディスプレイが激しくわれているiPhone6ですか?」
「そうです」
「あなたは正直者です。代わりに新品のiPhone6に機種代もつけてお返ししましょう」
■海外旅行保険には必ず入ろう
そんなこんなで、僕は旅行保険に頭が上がりません。今までは正直、保険を甘く見ていましたが、実際に被害にあってみると、これほど心強い味方はいないと実感するわけです。世界中に連絡先があり、どこでも日本語で対応してくれますし、親切丁寧、流れもスムーズです。
そして僕のように、旅行会社を使わない一人旅のような場合は、保険の契約書を一読し、もしものために、旅行する街の警察署や病院の場所を把握しておくとよいでしょう。一人旅は何が起きてもすべて自力で対処しないといけないので、事前の備えは身を助けます。
そして今回は保険で予想外に得をしてしまった話を書きましたが、旅先で何も起こらないことが一番得なのは言うまでもありません。トラブルにあうと、せっかくの貴重な体験が、よけいな手間で減ってしまいますからね。これは保険金では埋められません。
皆さん海外旅行保険には必ず入って、良い旅を。
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