My スタバ読書法

暖冬と言われながらも、本格的な寒さがやってきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか。こんな寒い日は読書しにスタバに引きこもるに限ります。

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東京でも福岡でも、スタバはよく読書部屋として利用させていただいています。カフェはたくさんあれど、居心地のよさやサービスの質といった安定感は、未だにスタバの右に出るカフェはありません。そして僕がよくいく大濠公園のスタバは、景色や環境的には、日本一居心地がいいカフェなのではないかと思っています。

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スタバで読書する利点は2つあって、1つは読書以外やることがない環境だということ、もう1つは、いられる時間が有限だということです。

読書は趣味ではなく仕事の一部だと思ってまして、時には難しい内容の本も読みます。初めての分野のものや、自分の知識量を大きく上回っているような本は、当然のことながら、読み進めるにはそれなりの苦労と忍耐を要するものです。内容が理解できないまま、とりあえず根性で活字を追っているようなことも少なくありません。

その手の本は自分の部屋だと、途中でやめる理由がたくさん存在してしまうため、なかなか読み進められないんですね。まさにそんな時こそスタバです。家ならただで飲めるコーヒー1杯にわざわざ400円払い、読書以外やることがない空間に身を置くのです。

その場合は、コーヒー飲みながらリラックス、なんて甘っちょろいことは言ってられません。コーヒーの400円は不退転の覚悟のコスト。カフェにいられる有限な時間のうちに、いかに読み進められるかが勝負でして、まさに真剣勝負になります(大げさですみません)。

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あとは逆に簡単に読める本も問題でして、こっちは自分の部屋で読むと、時間を忘れて没頭してしまうため、仕事をする時間がどんどん減っていくという危険性があります。ゆえに部屋では本は読まず、仕事を終わらせたらスタバで読む、というふうに自分の中で決まりを作って対応することになりました。

この仕事が終わったらスタバであの本読みながらフラペチーノ食べよう、いやその前にあのパン屋で軽く軽食でも食べるか、みたいな妄想を楽しめる利点がありまして、読書タイムをニンジンにして、仕事を頑張れる効果があります。あとコーヒー1杯で何時間も居座るわけにはいかないので、読書に没頭して気づけば夜だった、みたいなことも防げます。

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思えばカフェで読書をすることを覚えたのは、アメリカに住んでいた頃でした。フィラデルフィア中心部の大きな書店の一角に、スタバがついてまして、書店の本を持ち込んで読むことができました。最近は日本でもカフェがある本屋は増えてきましたが、当時はなんて素晴らしいサービスなんだと感動したのを覚えています。

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アメリカには、読書したくなるような居心地のいいカフェはスタバ以外にもけっこうありましたが、日本にないのはなぜなんでしょうね。コーヒー文化の歴史の違いでしょうか。または僕がスタバに依存しすぎてるだけなのかな…。

以上僕の読書部屋自慢でした。スタバはコーヒー屋ではなく読書部屋です。

 

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