ペナンのコンドミニアムエリアの旅
ジョージタウンから中長期滞在者向け(とガイドブックに書いてあった)エリアに行くことにした。
昼食は食べていないが、まあいい。ここには1日しかいないので、時は金なりである。
関係ないけど、ペナンの信号は青になるまでの秒数が表示されてるんだね。
わかりやすくて便利なのに歩行者はみんな信号を守らないという現実がけっこう笑える。
コムタというランドマークの下にあるバスターミナルが、ペナンをまわるバスの要になっていて、ここに行けばどこにでも行けてしまうのが便利だ。その代わり排気ガスと周りのゴミゴミさはハンパないけどね。
目的地行きのバスが来たので乗り込む。
車内は帰宅する地元学生と観光客で満員だった。
目的地に到着。
すげー高層コンドミニアムが乱立しておる…。
一般的な「南国」というより、閑静な海沿いの高級住宅街という感じね。個人的にはジョージタウンよりこっちのほうが住みやすそう。
とりあえず街を歩くことにした。ここは車ばっかで歩いてる人はほとんどいない。
今日も見事な夏空。これが1年中続くのってスゴイよね。
大通り沿いは高層コンドミニアムが立ち並んでるけど、少し奥の小道に入ると、ローカルな家とかがあって、道にガチョウ(?)が歩いていたりする。
赤く色づきつつあるこれは何の実だろう? 南国っぽいね。
それにしても格差社会だよな〜。この高層コンドとトタン屋根の家々が同居してるんだからさ。
コンドが立ち並ぶ大通りから道を曲がると、今度は高級住宅街へ。
雰囲気はとてもよろしい。住みやすそうな感じね。
高級住宅の塀越しに咲いてたオレンジが鮮やかな花。
とまあそんな感じで歩き回ってるわけだけど、今日は朝にクアラルンプールの空港で買ったまずいサンドイッチしか食べてない上に、水も飲んでない。そして暑さで体からは滝汗。そろそろ水分補給しないとヤバイと思っていたら、コンビニ発見!
いやー助かったよホント。ゲータレイドが体にしみた。
500mlのゲータレイドをあっという間に飲み干して、もう少し歩くことに。
海沿いの街にも関わらず、海沿いは高層コンドミニアムに占拠され海がぜんぜん見えないので、住宅地の路地を歩いて海のほうに行ってみた。
しかしここも海の近くになると、コンドで行き止まり。当然居住者以外は入れません。
いやー格差社会だ…。
一通り歩いて、だいたいわかった。ここなら快適に住みそう。
満足してバスでジョージタウンに戻り、モールのスターバックスで一息つく。
いやーーーー疲れたわ…。
炎天下の中水も飲まずに歩いたからマジ疲れたわ(自分が悪いんだけど)。アイスラテ飲みながらしばしボーッとする。
体力は回復したけど、もう気力が出ないので、夕食までぶらっとジョージタウンを散歩することにした。夕暮れに染まるジョージタウンは風情があっていい。風も涼しくなって、歩いていてなかなか気持ちよかった。
夕食はガーニードライブというエリアの屋台がペナン観光の定石らしいが、もうバスに乗るの嫌なので、モールのレストランで済ませてホテルに戻る。モールの周りには若者がたくさんたむろしていた。
ホテル着。
日本円で1泊2000円くらいのホテル。2000円でこのレベルだからマレーシアいいよね。
しかし近所のカラオケ屋がとってもうるさい。
このホテルを調べた時、「カラオケがうるさい」というレビューが多かったので予想していたけど、
もうハンパなくうるさい。笑えるほどうるさい。
中国人のおじさんとおばさんのディエットソングとかもうヤバイ。
このカラオケがけっこう遅くまで続くんだよね。僕は1泊しかしないのでいいけどさ、ここで連泊はキツイだろうね。ただでもこのホテル、チャイナタウンの住宅地にあるんだけど、周りの住宅に住んでる人たちは平気なんだろうか?
そんなうるさいカラオケ音を聴きながら、しばしこの2日のことを考えた。
おとといの夜マレーシアに来て、昨日クアラルンプールを歩いて、今日はペナンを歩いた。新しい風景、新しい体験の連続で、正直この2日間の出来事をうまく整理できていない。こんな時友達やワイフと一緒だったりすれば、どこそこが良かったとか話しながらこの濃い体験の数々を整理できるけど、一人なので、ただただ体験を脳に詰め込んでいくしかないのだ。
まあ海外に来れば最初はだいたいこんな感じで、「まだ2日しかいないのに、もう1ヶ月くらいいるような気分」になるのは予想済みなんだけど、こんな時話し相手がいればなと思う。
まだでも旅は始まったばかり。明日からまたマレーシアの街を歩いて感じて考えて、自分の脳にインプットして行こうと思う。とりあえず今日はカラオケに負けずに寝るのだ。
つづく。
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