上毛町ワーキングステイ訪問2日目

上毛町2日目の朝が来た。
雁股庵(かりまたあん)はとりあえずスペースのある場所に布団しいて雑魚寝状態。まるで合宿ね。コヤナギ氏(@KoyanagiYu)撮影↓

朝の雁股庵

眠い目をこすりながらコヤナギ氏運転の車で駅に向かう。
朝日に照らされる山がきれいだ。

朝日に照らされる山

今日は遊びにきていたイラストレーターのひかりちゃん(@hikacha)が東京に帰る日。美人だけどスッピンだったのでプライバシーを配慮して後ろ姿で。笑

電車を待つ

朝日に照らされる列車を追いかけ、ドラマチックな別れを演出するコヤナギ氏。笑

別れのシーン

 

その後昨日行ったヤギのいる店に行く。
カメラマンの木下氏(@na03k)がWifiルータを落としたらしく、昨日ヤギの写真を撮った場所ではないかという話になったのだ。僕は木下さんがすごい体勢で写真撮ってる姿を見て、さすがプロは違うな、なんて思ったことを覚えていたので、けっこう確信に近かった。

てことで小屋から頭だけ出してカメラ目線決めるヤギくん。

カメラ目線

場所はこんな感じ。

ヤギのいる風景

そして探し始めて10秒くらいでルーターを発見してしまった。ルーターが見つかったことより、自分の勘が冴えていたことに喜びを感じた次第。

 

めでたくルーターをゲットし、車で「ゆいきらら」という宿に向かう。

ゆいきららエントランス

ここは廃校になった学校を改築して宿にしたところ。
改築したとは言え、やっぱり中は「学校」で、懐かしい気分に浸りながら泊まれる宿なのだ。

早速懐かしい雰囲気な廊下。

廊下

2009年に廃校になったらしく、まだ新しいカラー写真が残されていた。

思い出写真

教室は床が畳に。黒板やランドセルの棚はそのまま。

教室

校庭。山がきれいだ。

校庭

そして給食室は厨房になっており、料理のおばさんが食事を作っていた。突然おじゃましたにも関わらず、親切に豚汁をごちそうしてくださいました。

豚汁をいただく

豚汁をおいしくいただく一堂。

豚汁をいただく一堂

豚汁のぬくもりに癒されつつ、撮影に入る。
撮影準備のフォトグラファー木下(@na03k)。

フォトグラファー木下

撮影開始。体育館の舞台でポーズを撮るモデルの石井氏(@ishii_sayuri)。

撮影開始

途中体育館の幕が壊れて落ちてくるなどのアクシデントがあったりしたけど、撮影自体はすごく楽しかった。といっても僕は少し手伝いながら横から自分のカメラで石井氏を撮ってたくらいだけど。実際広告の仕事での撮影の現場ってすごく大変なんだけど、こうやって仲間内で試行錯誤しながらやる撮影は最高に面白いね。

教室でセクシーな石井氏。

セクシー石井

校庭で不良な石井氏。

不良石井

はっけよい石井氏。(←なにげにカッコイイ)

はっけよい石井

このゆいきららに関しては、後日詳しく書こうと思う。

 

無事撮影を終え、車で移動。道がきれいですいている。

ドライブ日和

 

いぶきの里という施設で、お菓子や木工作りの現場を見学させてもらう。

いぶきの里

ナイロンガールズにライターのミワちゃん(@elle_miwa)が合流。(写真右)

ナイロンガールズ

 

その後向かったのは、鹿肉の解体場。
名前の通り、狩った鹿を解体する場所。着いたとたんにこんな光景…。

鹿解体中

作業してる方々の手際がスムーズだった。

鹿解体中2

見ようによってはショッキングだけれども、野菜や果物にせよ、肉にせよ、食卓に並ぶ前までのプロセスをきちんと知ることができる、それが田舎に滞在する大きなメリットだと思う。都会にいるとどうしても、スーパーに商品として並んでいる食べ物しか見る機会がないゆえに、僕らは「食べる」ことに対するリアリティが欠如したまま、日々食べている。その抜けているリアリティを埋め、食べるとは何たるかを知る。田舎はその機会にはとても恵まれている土地だ。

鹿解体終了

そして解体したばかりのフレッシュな鹿肉を、しょうが醤油で生のままいただいた。
さっきの鹿の顔を想像すると複雑な気分になるけど、これがホントにうまい…。

鹿の生肉

「おいしいよ鹿くん。ありがとう」

 

肉を食べたら、車で狩りの場所に向かった。
ここで別に狩った鹿が川で「血抜き」されているらしい。

鹿の血抜き1

撃ち殺した鹿を川につけておくと、撃たれた部分から血が流れていくんだって。そして内蔵はカラスなど他の動物が持っていくらしい。

鹿の血抜き2

 

いやーなんかいろいろ初体験で、この2日はホント内容が濃いわ。来てよかったというか、予想以上だった。

夕暮れ空

 

このあと一堂は雁股庵に戻って鹿鍋を食べるらしいけど、僕は終電が近いので、みんなに挨拶をしてからコヤナギ氏に駅まで送ってもらった。ホントに予想以上に良かったよ。上毛町で迎えてくれた皆さんに感謝したい。

 

上毛町から電車に揺られて2時間半。今住んでる福岡市内に戻ってきた。イルミネーション輝く博多駅。上毛町の大自然はまるで夢の跡のようだ。

博多駅前

 

おしまい。

とりあえず今回はダイジェスト的に書いたので、この上毛町ステイで感じたことは後日詳しく書きます。