インプットとアウトプット

昨日のランニングの記事で書いたことって、エネルギーをどう出すかって話だったんだけど、このどう出すか(アウトプット)と、その前のどう入れるか(インプット)って、生きる基本だと思うんだよね。

生命が誕生して以来、ずっとどうエネルギーを獲得して生き延びるか、ってことが生命体にとっての最重要課題だったわけだけど、人類(特に先進国の)だけがその課題をクリアしてしまった上に逆に入れすぎて溜め過ぎてしまって、逆の形で悪影響が現れてしまったのが20世紀の大量消費社会だったと思う。何も考えずにとにかく必死にインプットして、逆にアウトプットに関しては何にも考えてこなかったひずみが、個人のみならず社会全体に負の影響を及ぼしているのは間違いない。

そしてその環境を引き継いだ僕らはどうすればいいか、それは自分にとって良いエネルギーを選んで取り入れ、センスよく出す。インプットとアウトプットの質に意識的になる、ということだと思うんだよね。

こう考えると、インプットとアウトプットを考えるということは、何を食べ、何を持ち、誰と付き合い、どういう情報を得て、どこにいて、何をして、どう振る舞うのかという、最終的には「どう生きるか」ということに集約してしまう。

つまり、エネルギーのインプットとアウトプットを意識的に選択することが、よりよく生きることに繋がるんだなと、最近よく思う。

もうちょこっと続く。