東京で被災するなら六本木ヒルズで被災したい

この間のエントリーに書いた通り、3.11の震災時は六本木ヒルズにいたので、この記事は体験を通してうなずけます。

災害があったら六本木ヒルズに逃げ込むべし。インフラを作る森ビルの災害対策への取り組み : ギズモード・ジャパン

ヒルズの防災対策はかなりレベルが高く、東京で地震にあうなら、ヒルズが一番いいと本気で思いますし、ヒルズのような設備を持った場所がもっと増えればいいなと思います。

六本木ヒルズは耐震構造であることはもちろん、電力も独自で発電できるシステムがあり、停電しても大丈夫。さらには水も食料もストックしてあるという、ビル全体が高度な災害避難所レベルです。

地震が起こった時僕はヒルズの高層階にいましたが、それほど揺れずに物が倒れるようなことはまったくありませんでした。そして当時は原発事故による電力不足(本当に不足していたかは真偽不明です)で、計画停電が行われていたり、寒い中節電が呼びかけられていたりと大変でしたが、自家発電できるヒルズ内はその心配とは無縁で、暖房もしっかり利いていて助かったことを思い出します。

なので、防災面で考えると六本木ヒルズのマンションに住むのはなかなかいいチョイスだと思います。

ただ僕のように「そんな金ねえよ」という方で、フリーランスなどのノマドワーク(古)ができる方は、仕事場を六本木ヒルズにする方法もあります。49階にアカデミーヒルズという会員制ライブラリーがありまして、月9000円で入ることができます。

ライブラリーですけど大して本はなく、もっぱら作業で使っている方がほとんどだと思います。作業デスクや複合機もありますし、当然Wifiもあって、電源の延長コードも貸してくれます。

IMG_33602

小綺麗な広い空間と、49階の眺めの中で仕事するのはなかなか爽快でいいものです。

IMG_97492
IMG_05162
IMG_17692

5年前の震災の話を聞くたびに、ヒルズから見えた東京の風景を思い出します。当時はエレベーターが止まって降りられなくなったため、こんな場所で被災してしまったことを不運に感じましたが、今思えば、被災するなら東京内ではベストに近い場所だったようです。

 

関連記事