My 3.11の記録(東京バージョン)
東日本大震災から5年が経ちましたね。当時の被災地の映像や画像は様々なメディアで取り上げられていたので、僕は自分で撮った東京の様子でもアップしようと思います。
当時は六本木ヒルズの高層階で仕事してましたので、東京の様子が一望できました。物不足とか計画停電とか、東京もいろいろありましたね。
震災が起こった直後。スタッフから窓から離れるよう指示されました。六本木ヒルズは免震構造のためあまり揺れず、物も倒れませんでしたが、街全体から聞こえるガシャガシャという音から、かなり大きい地震であることはわかりました。
お台場方面から煙が上がっており、こりゃ東京がリアルにヤバイんじゃないかとビビりましたね。
別の窓から。黒煙のような雲と、ところどころから煙が上がっていて(多分工場)、世紀末感を醸し出す東京です。免震構造のおかげで揺れなかったぶん、実際どのくらいの地震だったかわからず逆に不安でした。近くの学校では、校庭に生徒が集まっている様子が見えます。
地震のため通行止めとなった首都高。その下には長い渋滞の赤ランプ。
地震が起きてからはもう仕事どころではなくなりましたが、電車が運休になって帰れなくなった上に、ビルのエレベーターが止まって下にもおりられないという状況に…。ただただ次々と更新されるネットやTwitterの情報をずっと眺めていました。こりゃ大変なことになってしまった…と思いながら眺めた夕焼けは、混乱の東京を不気味に照らし出していました。
地震から数日たった東京の夜景。原発事故に伴う節電のため、いつもよりかなり暗めです。普段なら夜景の主役的存在である東京タワーも、消灯のため闇夜に消えています。
節電のため、電車の中も電気なし。
金曜日の夜にも関わらず、普段なら人で賑わっている六本木ヒルズとけやき坂に誰もいないという…節電と自粛ムードに包まれた東京でした。
以上、東京の3.11の記録でした。
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